
タロットで相手の気持ちを占ったとき、「ワンドの5」が出ると少し不安になるかもしれません。
カードを見ると、何人もの人物がワンドを持って向き合っています。
「ケンカを意味しているの?」
「相手に嫌われている?」
「恋のライバルがいるのかな?」
「これって脈なし?」
そんなことを考えてしまう人もいるでしょう。
ただ、ワンドの5は単純に「好き」「嫌い」だけで判断できるカードではありません。
相手の中で気持ちがまとまっていなかったり、あなたを意識する一方で素直になれなかったり、周囲と自分を比べて焦っていたりすることがあります。
一方で、「強く意識している=恋愛感情がある」と決めつけることもできません。
ワンドの5が出たときは、相手の中にどのような葛藤があるのかを見ることが大切です。
この記事では、ワンドの5が相手の気持ちとして出た場合について、正位置・逆位置それぞれの本音や、脈あり・脈なしの考え方、相手が取りやすい態度まで詳しく解説していきます。
まずは簡単に違いを見てみましょう。
| カード | 相手の気持ち |
|---|---|
| 正位置 | 葛藤している・競争心がある・あなたを意識している・素直になれない |
| 逆位置 | 対立を避けたい・気持ちを整理したい・争いに疲れている・距離を取りたい場合もある |
ワンドの5は、正位置だから脈あり、逆位置だから脈なしという単純なカードではありません。
二人の現在の関係も合わせて読んでいきましょう。
タロット「ワンドの5」が示す相手の気持ちとは?
ワンドの5には、
「競争」
「衝突」
「葛藤」
「張り合う」
といった意味があります。
恋愛でこのカードが出たときも、必ずしも実際にケンカが起こるというわけではありません。
相手の気持ちとして読む場合には、相手自身の心の中で複数の感情がぶつかっていると考えると分かりやすいでしょう。
たとえば、
「もっと近づきたいけれど、自分から行くのは怖い」
「気になっているのに、なぜか素直に接することができない」
「他の人より自分を見てほしい」
「相手との関係をどうしたらいいのか分からない」
といった状態です。
恋愛では、気になる人に対していつも素直になれるとは限りません。
相手の反応を気にするあまり、余計なことを言ってしまったり、少し冷たい態度を取ってしまったりすることもあります。
反対に、恋愛感情ではなく、
「負けたくない」
「自分を認めてほしい」
という競争心から相手を強く意識する場合もあります。
ワンドの5では、相手の気持ちがまだ一つにまとまっていないという点をまず覚えておきましょう。
ワンドの4が安心感や安定した関係を表すのに対し、ワンドの5ではそこから一転して、気持ちのぶつかり合いや葛藤が強くなります。
カードの流れも合わせて知りたい方は、こちらも参考にしてください。

ワンドの5【正位置】の相手の気持ち|あなたを意識しながら葛藤している
ワンドの5が正位置で出た場合、あなたとの関係について相手の感情が動いている可能性があります。
ただし、ここで注意したいのは、
「意識している=好き」
とは限らないことです。
好意だけでなく、反発、競争心、嫉妬、警戒心などが入り混じっている場合もあります。
相手自身にも、自分があなたをどう思っているのか、まだよく分かっていないことがあるでしょう。
あなたの存在を強く意識している
ワンドの5が相手の気持ちに出たときは、あなたとの関係について何らかの感情が動いている可能性があります。
たとえば、
「自分のことをどう思っているんだろう」
「もう少し話してみたい」
「他の人と仲良くしているのが少し気になる」
そんなふうに、あなたの存在を意識しているのかもしれません。
ただし、その気持ちがそのまま恋愛感情とは限りません。
あなたに惹かれている場合もあれば、なぜか張り合いたくなる、少し苦手だけれど気になる、といった複雑な感情の場合もあります。
ワンドの5では、相手の気持ちそのものがまだ整理されていないことが多いのです。
好意・反発・競争心が入り混じっていることも
ワンドの5の正位置では、一つの感情だけでは説明できないことがあります。
「もっと近づきたい」
と思いながら、
「簡単に好意を見せたくない」
「相手のペースに乗せられたくない」
「自分のほうが優位でいたい」
という気持ちが同時に出てくることもあります。
実際の恋愛でも、なぜか気になる相手にだけ意地を張ってしまったり、素直に褒められなかったりすることはあるものです。
後になって、
「どうしてあんな言い方をしてしまったんだろう」
と本人が後悔することもあります。
ただし、相手が反発してくるからといって、
「本当は好きだから」
と都合よく解釈するのも避けたほうがよいでしょう。
相手の普段の態度や、あなたを大切に扱っているかどうかも一緒に見ることが大切です。
気持ちと行動が一致せず素直になれない
ワンドの5では、相手の本音と行動が噛み合わないことがあります。
昨日は楽しそうに話していたのに、今日はなんとなくそっけない。
二人だけのときは普通なのに、人前では急に距離を取られる。
こちらから話しかければ嬉しそうなのに、自分からはなかなか近づいてこない。
そんな態度を見ていると、
「結局、私のことをどう思っているの?」
と思ってしまいますよね。
しかし、ワンドの5では相手自身もまだ感情を整理できていない場合があります。
そのため、一度の態度だけで「脈あり」「脈なし」と判断しないほうがよいでしょう。
ライバルや周囲の存在を気にしている場合も
ワンドの5は「競争」を意味するカードでもあります。
そのため恋愛では、相手が周囲の人を意識している場合があります。
たとえば、
・あなたが他の異性と楽しそうに話している
・自分より魅力的に見える人があなたの近くにいる
・あなたには他にも好意を持っている人がいそうだと感じている
・周囲から二人の関係をどう見られるか気にしている
といった状況です。
相手の中に嫉妬や焦りが生まれている可能性もあるでしょう。
ただし、
ワンドの5が出たからといって、必ず恋のライバルがいるわけではありません。
実際に誰か第三者と競っているのではなく、
「近づきたい気持ち」
と
「傷つきたくない気持ち」
が相手自身の心の中でぶつかっている場合もあります。
ワンドの5【逆位置】の相手の気持ち|争いを避けて本音を整理したい
ワンドの5が逆位置で出た場合、正位置でぶつかっていた気持ちが少し落ち着いてきていると読むことがあります。
「もう意地を張るのは疲れた」
「このままギクシャクしたくない」
「一度、冷静に考えたい」
そんな気持ちです。
ただし、逆位置だからといって必ず関係が良くなるとは限りません。
「争いを終わらせたい」という気持ちが、
「仲直りしたい」
という方向へ向かうこともあれば、
「これ以上関わらずに距離を置きたい」
という方向へ向かう場合もあります。
これ以上ぶつかりたくないと思っている
二人の間ですれ違いやケンカが続いていた場合、相手は、
「もうこれ以上争いたくない」
と思っているかもしれません。
自分の意見を分かってほしい。
相手に負けたくない。
そんな気持ちよりも、
「普通に話せる関係に戻りたい」
という思いが強くなっている可能性があります。
ただし、仲直りしたいと思っていても、相手からすぐに行動できるとは限りません。
一度お互いに意地を張ってしまうと、
「今さら何て言えばいいんだろう」
と悩んでしまうこともあります。
表面上はまだ距離があっても、相手の中では少しずつ争う気持ちが弱くなっている場合があります。
葛藤が落ち着き、自分の気持ちを整理し始めている
正位置では、いくつもの感情が同時にぶつかっていました。
逆位置になると、その混乱が少しずつ収まり、
「自分はこの人とどうなりたいんだろう」
と考え始めることがあります。
これは必ずしも恋愛感情がなくなったという意味ではありません。
感情的になっていた状態から、一度冷静になろうとしているのです。
恋愛でも、感情が高ぶっているときには見えなかったことが、少し時間を置くことで見えてくることがあります。
逆位置が出たときは、無理に相手から答えを引き出そうとせず、少し時間を置くほうが良い場合もあるでしょう。
争いに疲れて距離を置きたい場合もある
逆位置を読むときに忘れたくないのが、この可能性です。
「争いが終わる」
と聞くと、仲直りや関係改善を期待したくなります。
しかし相手がすでに疲れている場合には、
「もうこれ以上気持ちを乱されたくない」
「少し離れたい」
と考えていることもあります。
たとえば、
・以前より明らかに関わろうとしなくなった
・話し合いそのものを避けるようになった
・感情的になるのではなく、静かに距離を取っている
といった態度が続いている場合には注意したほうがよいでしょう。
カードだけを見て「きっと関係は良くなる」と考えるのではなく、現実の相手の行動も合わせて判断してください。
ワンドの5は脈あり?脈なし?
相手の気持ちを占ったとき、最終的に一番知りたいのは、
「脈ありなの?」
「それとも脈なしなの?」
という部分ではないでしょうか。
結論からいうと、ワンドの5だけで脈あり・脈なしを決めることはできません。
正位置では、あなたとの関係について相手の感情が動いている可能性があります。
しかし、その中身は好意だけでなく、競争心や反発、嫉妬の場合もあります。
反対に逆位置も、脈なしと決まったわけではありません。
「もう争わずに普通に接したい」と考えている場合もあれば、「少し距離を置きたい」と思っている場合もあります。
大切なのは、カードだけではなく相手の現実の行動も見ることです。
あなたに継続的に関わろうとしているか。
あなたを尊重しているか。
困っているときに気遣ってくれるか。
そうした行動も合わせて考えることで、相手の本音が少し見えやすくなります。
ワンドの5が出た相手はどんな態度を取りやすい?
ワンドの5が相手の気持ちに出た場合、
「何を考えているのか分かりにくい」
と感じることがあるかもしれません。
たとえば、
・近づいてきたと思ったら急にそっけなくなる
・あなたの何気ない一言に必要以上に反応する
・冗談のように張り合ってくる
・他の異性の話になると態度が変わる
・二人だけのときと人前で態度が違う
といった行動です。
相手の心の中にいくつもの感情があるため、態度にも一貫性がなくなりやすいのでしょう。
ただし、こうした行動をすべて、
「好き避けだから」
と考えるのはおすすめできません。
本当に好意を持っているのであれば、長い目で見たときに、あなたを大切にしようとする行動も少しずつ表れてくるはずです。
一瞬だけ優しかった。
嫉妬しているように見えた。
それだけで判断するのではなく、
「普段から自分を尊重してくれているか」
という部分も見てみてください。
ワンドの5の「張り合う気持ち」から一歩進み、「認められたい」「自分を良く見せたい」という心理が強く出るのがワンドの6です。
カードの流れも合わせて知りたい方はこちらも参考にしてください。

ワンドの5が相手の気持ちに出たときの恋愛アドバイス
ワンドの5が出たときにまず意識したいのは、相手と張り合いすぎないことです。
相手がそっけないと、
「だったら私も連絡しない」
と思ってしまうかもしれません。
他の異性を気にしているように見えれば、
「私だって他の人と仲良くしてやろう」
と思うこともあるでしょう。
そう感じること自体は自然です。
しかし、お互いが意地を張り始めると、もともと複雑だった関係がさらに分かりにくくなってしまいます。
相手の態度だけで脈なしと判断しない
相手が一度冷たかったから脈なし。
連絡が遅かったから嫌われている。
少し優しかったから脈あり。
このように、一つ一つの行動だけで相手の気持ちを決めてしまうと、ワンドの5では特に振り回されやすくなります。
一日だけではなく、少し長い期間で見てみましょう。
あなたと関わろうとしているか。
困っているときに気遣ってくれるか。
きちんと話を聞こうとしてくれるか。
そのような部分のほうが、相手の本音を知る手がかりになることがあります。
相手の答えを急いで求めない
相手自身がまだ気持ちを整理できていないときに、
「私のこと好きなの?」
「結局どうしたいの?」
と答えを急いで求めても、すぐには返ってこないかもしれません。
場合によっては、追い詰められたように感じて、さらに距離を取ってしまうこともあります。
ワンドの5が出たときは、相手を無理に動かそうとするより、一度状況を落ち着かせることも大切です。
勝ち負けではなく二人の関係そのものを見る
ワンドの5には「競争」という意味があります。
だからこそ、
「相手に勝ちたい」
「ライバルに負けたくない」
という気持ちに引っ張られすぎないようにしたいところです。
恋愛で大切なのは、誰かに勝つことではありません。
自分はこの人とどんな関係になりたいのか。
一緒にいると安心できるのか。
自分らしくいられるのか。
一度そこへ視点を戻してみましょう。
ワンドの5が出たときほど、相手の気持ちを動かそうとするよりも、自分自身がどんな関係を望んでいるのかを考えることが大切です。
「相手は好意があって葛藤しているのか、それとも距離を置きたいのか分からない」
ワンドの5は、一枚だけでは相手が葛藤している理由まで判断しにくいカードです。
二人の現在の関係や最近の相手の行動まで含めて、
「私の場合はどう読めばいいんだろう?」
と迷ったときは、第三者に相談してみる方法もあります。
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まとめ|ワンドの5は単純な「好き・嫌い」では割り切れない相手の気持ち
ワンドの5が相手の気持ちとして出た場合、単純に「好き」「嫌い」と判断するのは難しいカードです。
正位置では、
・あなたを意識している
・気持ちがまとまっていない
・競争心や反発がある
・素直になれない
といった状態を表すことがあります。
逆位置では、
・対立を終わらせたい
・自分の気持ちを整理したい
・争いに疲れている
・距離を置きたい場合もある
と読めます。
そのため、
「正位置だから脈あり」
「逆位置だから脈なし」
と決めつける必要はありません。
カードだけではなく、現実の相手があなたにどう接しているかも見てみてください。
相手の心が気になると、どうしても早く答えが欲しくなります。
でも、ワンドの5は「今はまだ気持ちが一つにまとまっていない」と教えてくれるカードでもあります。
急いで白黒をつけるのではなく、相手の気持ちと自分の気持ち、その両方を少し落ち着いて見てみてください。


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