
タロットで相手の気持ちを占ったとき、「ソードの9」が出ると、不安になってしまう人も多いと思います。
ベッドに座り、顔を覆っている人物。その後ろには9本の剣が並んでいます。
見るからに苦しそうなカードなので、
「相手は私のことで悩んでいるの?」
「嫌われてしまった?」
「好きだけど動けないという意味?」
「もしかして脈なしなのかな……」
と考えてしまうのも無理はありません。
ただ、最初に知っておきたいのは、ソードの9が出たからといって、相手があなたへの恋愛感情で苦しんでいるとは限らないということです。
あなたとの関係について考えすぎている場合もありますし、仕事や人間関係など別の悩みを抱え、恋愛にまで気持ちを向ける余裕がないこともあります。
ソードの9は、「好き」「嫌い」という気持ちそのものよりも、相手の中にある不安や後悔、考えすぎてしまう心理が強く表れやすいカードです。
この記事では、ソードの9が相手の気持ちとして出た場合について、正位置・逆位置それぞれの本音や、脈あり・脈なしの考え方、相手が取りやすい態度まで詳しく見ていきます。
まずは、大まかな違いを確認してみましょう。
| カード | 相手の気持ち |
|---|---|
| 正位置 | 不安、後悔、罪悪感、考えすぎ、心に余裕がない |
| 逆位置 | 不安を整理しようとしている、考えすぎから抜け始める、まだ悩みを抱えている場合もある |
ソードの9は、カード一枚だけで脈あり・脈なしを決めるよりも、「今の相手がどんな心理状態なのか」を見ることが大切なカードです。
タロット「ソードの9」が示す相手の気持ちとは?
ソードの9には、
「不安」
「恐れ」
「後悔」
「罪悪感」
「自分を責める」
「考えすぎる」
といった意味があります。
夜、布団に入ってから昼間の出来事を思い返して、
「あんなこと言わなければよかったな」
「嫌われたかもしれない」
「もう少し違う言い方ができたんじゃないか」
と、同じことを何度も考えてしまった経験はないでしょうか。
昼間ならそれほど気にならなかったことでも、夜になるとなぜか大きな問題のように感じてしまう。
ソードの9は、そんな心の状態に少し似ています。
恋愛で相手の気持ちとして出た場合も、相手が頭の中で何度も同じことを考え、不安を自分自身で大きくしてしまっている可能性があります。
ただし、大切なのは、
その悩みの原因が必ずあなたとは限らない
ということです。
あなたとの関係に悩んでいる場合もあれば、仕事や人間関係など別の問題を抱え、心に余裕がなくなっている場合もあります。
そのため、ソードの9が出たときは、
「私のことを好きだから、こんなに悩んでいるんだ」
とすぐに決めるより、
「今、この人は何かを考えすぎているのかもしれない」
くらいから読み始めるほうが自然です。
ソードの8も「動けない状態」を表すカードですが、ソードの8が「身動きが取れない」と感じている状態なのに対し、ソードの9では「頭の中で考えすぎて苦しくなっている」という違いがあります。

ソードの9【正位置】の相手の気持ち|不安や後悔で動けなくなっている
ソードの9が正位置で出た場合、相手は何らかの不安を強く抱えている可能性があります。
まだ起きていないことまで悪い方向に想像したり、過去の出来事を何度も思い返したりして、なかなか気持ちを前へ進められない状態です。
恋愛では、
「気持ちはあるけれど、不安で動けない」
こともあります。
一方で、
「恋愛どころではないほど、別の悩みを抱えている」
場合もあります。
ここを分けて考えることが大切です。
あなたとの関係について考えすぎている
相手があなたとの関係を気にしている場合、
「自分のことをどう思っているんだろう」
「嫌われてしまったかもしれない」
「今さら連絡したら迷惑かな」
「自分から近づいて断られたらどうしよう」
といった不安を抱えていることがあります。
実際にはそれほど悪い状況ではなくても、本人の中では不安がどんどん大きくなってしまうことがあります。
たとえば、
「返信が少し遅い」
↓
「何か怒っているのかな」
↓
「嫌われたのかもしれない」
というように、自分の中だけで話が進んでしまうこともあるでしょう。
その結果、あなたから見ると、
「なぜ急に距離を取るんだろう?」
と感じるかもしれません。
ただし、ここでも注意したいのは、考えている=恋愛感情がある、とは限らないことです。
あなたとの関係を悪くしたくない、気まずくなりたくないという気持ちから悩んでいる場合もあります。
過去の言動を後悔し、自分を責めている
ソードの9では、「後悔」や「自責」の気持ちも強く表れます。
もし最近、二人の間にすれ違いや気まずい出来事があったのであれば、
「あのとき余計なことを言わなければよかった」
「傷つけてしまったかもしれない」
「もっと素直になればよかった」
と、相手が自分の言動を何度も思い返している可能性があります。
ただ、人は後悔しているからといって、すぐに謝れるとは限りません。
「今さら謝ったら変かな」
「もっと嫌われたらどうしよう」
と考えて、何もしないまま時間だけが過ぎてしまうこともあります。
相手が以前より静かになったり、あなたの反応を必要以上に気にしたりしているのであれば、何かを引きずっているのかもしれません。
ただし、ソードの9が出たからといって、
「重大な隠し事がある」
「後ろめたいことをしている」
とまで考える必要はありません。
本人が小さな出来事を必要以上に重く受け止めていることもあります。
恋愛より自分自身の悩みで精一杯の場合もある
ソードの9を相手の気持ちとして読むときに、忘れたくないのがこの可能性です。
相手が悩んでいるからといって、その原因があなたとは限りません。
仕事がうまくいっていない。
人間関係で疲れている。
将来への不安を抱えている。
自分自身に自信をなくしている。
そんな状態では、恋愛のことまで考える余裕がなくなることがあります。
あなたから見ると、
「以前より連絡が減った」
「なんとなく冷たくなった」
「私に興味がなくなったのかな」
と感じるかもしれません。
でも、実際には誰かを嫌いになったというより、自分自身のことで精一杯なのかもしれません。
ソードの9が出たときは、
「私への気持ちはどうなの?」だけではなく、「今、この人自身は大丈夫なのかな?」
という視点を持ってみることも大切です。
ソードの9【逆位置】の相手の気持ち|不安を整理しようとしている
ソードの9が逆位置で出た場合、これまで自分を苦しめていた不安や考えすぎと向き合い、少しずつ整理しようとしている状態と読むことがあります。
ずっと頭の中で考えていたことに、
「そこまで心配しなくてもいいのかもしれない」
と気づき始めることもあります。
ただし、逆位置だからといって、
「悩みが完全に解決した」
「これから恋愛がうまくいく」
という意味ではありません。
ようやく自分の気持ちを整理し始めた段階の場合もあります。
考えすぎから少しずつ抜け始めている
正位置では、不安がさらに不安を呼ぶような状態でした。
逆位置になると、その考え方から少しずつ離れ、
「自分が考えすぎていたのかもしれない」
と気づき始めることがあります。
たとえば、
「嫌われたと思っていたけれど、そうとは限らないな」
「一度落ち着いて考えてみよう」
と、以前より冷静になっている状態です。
二人の間にすれ違いがあったのであれば、感情的に反応するより、
「もう一度普通に話せたらいいな」
という気持ちが出てくることもあるでしょう。
ただし、実際に行動するかどうかは別です。
まだ慎重になっていることもあります。
気持ちを整理し、現実を見られるようになっている
不安が強いときは、現実よりも自分の想像のほうが大きくなってしまうことがあります。
逆位置では、その状態から少し離れて、
「本当にそこまで悪い状況なのかな」
「自分はこの関係をどうしたいんだろう」
と考えられるようになっている可能性があります。
その結果として、あなたとの関係についても以前より落ち着いて考えられるようになる場合があります。
ただし、
不安が減った=恋愛感情が強くなった
という意味ではありません。
気持ちが落ち着いた結果、
「もう一度関係を大切にしたい」
と思う場合もあれば、
「少し距離を取ったほうがいい」
と考える場合もあります。
まだ不安を抱え込み、表に出していない場合もある
ソードの9の逆位置は、悩みから抜け始めているだけではなく、悩みを自分の中に押し込めている状態として読むこともあります。
表面上は普通に見える。
以前より元気そうに見える。
でも実際には、まだ心の中でいろいろなことを考えている。
そんな状態です。
特に、もともと弱音を見せるのが苦手な人なら、
「大丈夫」
と言いながら、一人で抱え込んでいることもあります。
逆位置だからといって、明るい意味だけに決めつけないほうがよいでしょう。
ソードの9が出たら相手は私のことで悩んでいる?
ソードの9を見ると、
「こんなに苦しそうなカードが出たということは、相手は私のことで悩んでいるんだ」
と思ってしまうかもしれません。
もちろん、あなたとの関係が悩みの原因になっている場合もあります。
たとえば、
・あなたに嫌われたのではないかと不安になっている
・過去の言動を後悔している
・気持ちを伝えて関係が変わることを怖がっている
といったケースです。
しかし、それだけとは限りません。
仕事や人間関係など別の問題を抱え、恋愛について考える余裕がなくなっている可能性もあります。
また、
あなたとの関係への不安と、それ以外の悩みが重なっている
こともあるでしょう。
人の悩みは、一つだけとは限りません。
仕事で疲れているときには、普段なら気にならない恋愛の問題まで大きく感じることがあります。
反対に、恋愛がうまくいかないことで、他の不安まで強く感じてしまうこともあります。
ですから、ソードの9だけを見て、
「相手は私のことで夜も眠れないほど悩んでいる」
と決めつけないことが大切です。
ソードの9が「不安や後悔、考えすぎ」を強く表すのに対し、ソードの3では「傷ついた気持ち」そのものが大きなテーマになります。
「不安で動けない」のか、「傷ついた心を抱えている」のかで読み方は変わります。ソードの3が出た場合の相手の気持ちも合わせて確認してみてください。

ソードの9は脈あり?脈なし?
結論からいうと、ソードの9だけでは脈あり・脈なしは判断できません。
正位置の場合、あなたへの気持ちがあるからこそ、
「嫌われたくない」
「失敗したくない」
と悩んでいることはあります。
ただし、恋愛そのものに向き合う余裕がなく、自分自身の問題でいっぱいになっている場合もあります。
逆位置も同じです。
不安が和らいだからといって、それがそのまま「脈ありに変わった」という意味ではありません。
このカードで注目したいのは、「好きか嫌いか」だけではなく、
相手が今、落ち着いて恋愛に向き合える状態なのか
という点です。
脈ありかどうかを見るなら、カードだけではなく、
・あなたとの時間を作ろうとしているか
・自分から関わろうとしてくれるか
・あなたを尊重しているか
・困ったときに気遣ってくれるか
といった現実の行動も合わせて考えてみましょう。
ソードの9が出た相手はどんな態度を取りやすい?
ソードの9が相手の気持ちとして出た場合、相手の態度が以前より消極的に見えることがあります。
たとえば、
・返信が遅くなる
・一人になろうとする
・会話が以前より少なくなる
・同じことを何度も気にする
・自信のない発言が増える
・必要以上に謝る
・なんとなく元気がない
といった様子です。
ただし、ここで一つ確認しておきたいことがあります。
相手は「あなたにだけ」その態度を取っているのでしょうか。
それとも、
仕事中も元気がない。
友人との会話も減っている。
以前より疲れて見える。
という状態でしょうか。
もし誰に対しても元気がないのであれば、あなたとの関係だけではなく、相手自身が何か悩みを抱えている可能性も考えられます。
反対に、他の人とは普通なのに、あなたに対してだけ妙に緊張したり、避けたり、何度も反応を気にしたりしているのであれば、あなたとの関係を強く意識している可能性があります。
ただし、それだけで恋愛感情があると判断することはできません。
カードだけで考えるより、こうして現実の相手の様子も見ることで、意味を少しずつ絞り込んでいくことができます。
ソードの9が相手の気持ちに出たときの恋愛アドバイス
ソードの9が出ると、相手の本音を早く知りたくなるかもしれません。
相手の態度が分からないほど、
「一度はっきり聞いたほうがいいのかな」
と思いますよね。
しかし、相手自身が不安でいっぱいになっているときに、さらに答えを求めることが負担になる場合もあります。
答えを急いで求めない
相手が自分でも気持ちを整理できていないときに、
「私のこと、どう思ってる?」
「結局どうしたいの?」
と答えを迫っても、すぐには答えられないかもしれません。
場合によっては、
「今は考えたくない」
と、さらに距離を取ってしまうこともあります。
今すぐ答えが出ないことと、あなたに気持ちがないことは同じではありません。
相手の様子を見ながら、少し時間を置くことも選択肢の一つです。
相手の不安をすべて自分のせいだと思わない
相手が元気をなくしていると、
「私が何か悪いことをしたのかな」
と不安になることがあります。
相手を大切に思っているほど、原因を自分に探してしまいやすいものです。
でも、ソードの9は相手自身の不安や考え方が強く表れるカードでもあります。
相手が抱えている悩みまで、あなたがすべて背負う必要はありません。
もちろん、自分に思い当たることがあれば見直すことは大切です。
それでも、
「きっと全部自分のせいだ」
と決めつけないようにしてください。
言葉よりも相手の状態を長い目で見る
一度返信が遅かった。
一日だけ冷たかった。
そのたびに、
「嫌われた」
「脈なしだ」
と思っていると、自分までソードの9のように不安でいっぱいになってしまいます。
一回の態度だけではなく、少し長い目で相手を見てみましょう。
あなたとの関係を続けようとしているのか。
少しずつでも話そうとしてくれるのか。
あなたを大切に扱っているのか。
そこを見るほうが、相手の気持ちは分かりやすくなります。
そして何より、相手の不安に引っ張られて、自分まで苦しくなりすぎないことも大切です。
「相手は私との関係に悩んでいるのか、それとも別のことで余裕がないのか分からない」
ソードの9は、相手が不安を抱えていることは読み取りやすくても、その原因まではカード一枚だけでは判断しにくいことがあります。
二人の現在の関係や最近の相手の変化まで含めて、
「私の場合はどう読めばいいんだろう?」
と迷ったときは、第三者に相談してみる方法もあります。
当サイトでは、相手の気持ちについて相談できるココナラ電話占いの料金や使い方、占い師の選び方、メリット・デメリットをまとめています。
「いきなり電話占いを使うのは少し不安」という方も、まず内容を確認してから、自分に必要かどうか判断してみてください。

まとめ|ソードの9は「好きだから悩んでいる」とは限らない
ソードの9が相手の気持ちとして出た場合、まず注目したいのは、相手の中に不安や考えすぎがあるということです。
正位置では、
・不安が大きくなっている
・過去の言動を後悔している
・自分を責めている
・心に余裕がない
といった状態を表すことがあります。
逆位置では、
・考えすぎから少しずつ抜け始めている
・気持ちを整理しようとしている
・まだ不安を内側に抱えている
と読むことができます。
ただし、相手が悩んでいるからといって、それが必ずあなたへの恋愛感情から生まれているとは限りません。
「好きだから苦しんでいる」
「嫌いだから距離を取っている」
と、どちらかに急いで決める必要もありません。
ソードの9が出たときは、カードだけではなく、現実の相手がどんな状態なのかにも目を向けてみてください。
相手の気持ちが分からないと、こちらまでいろいろ考えてしまうものです。
でも、不安なときほど答えを急がないこと。
相手の様子と、自分自身の気持ちの両方を少し落ち着いて見ていきましょう。


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